11月
29
2021
最近の案内状の宛名書きはデータで出力するものも多いが、正式な筆耕の依頼を受けることも少なくない。
その場合は筆耕のプロにお願いすることになるのだが、優秀なプロには文字の美しさはもちろん、以下の共通点がある。
お願いする際に実数より多めの封筒を用意するが、書き損じは2~3%以内。
宛先(住所/会社名/役職/お名前)のデータを見本にして書いていただ
き、納品時に弊社で何度も校正するのだが、誤字が全くない。
※納品前に複数回の校正を行っていると想定されます。
少しでも不安な部分があると必ず確認の問い合わせがある。
※静岡県の住所なのに郵便番号が「102-XXXX」になっているなど。
ただし、優秀なプロは仕事も豊富なのでスケジュールもかなり先まで決まっている場合も多い。
案内状は、いくらでも早く進められるアイテムなので、出来る限り早く取り掛かるようにしたい。
11月
01
2021
周年記念式典や祝賀会などでは司会者も重要なポジションを占める。
最近テレビでもよく耳にするようになった「MC(Master of Ceremony)」という言葉通りだと頷かされる。
その選定については、「おまかせ」になることが多いが、ごく稀に営業をしない大物芸能人のご指名など、頭を悩ませられることもある。
また、司会者と一口にいってもセミナー・シンポジウム系、番組系、セレモニー系、屋外イベント系、ブライダル系など、普段活躍するフィールドによって得意不得意がある。
なので、我々がお手伝いさせていただく場合は、周年記念の実績が多く主催企業にマッチした司会者を自信をもってご提案させていただく。
勘違いされがちなのだが、司会者がすべての進行をするものではない。
司会者は各シーンに合わせたコメントをわかりやすく、明確に伝え、現場を盛り上げることが仕事で、そのコメントや演出の基となる進行台本は制作サイドで作り上げ、当日、陰で全体を指揮するのは「舞台監督」である。
舞台監督は司会へのQUE出しをはじめ音響チーム、照明チーム、映像チームへの指示など演出全体を円滑に進める役割を担っている。表向きには司会者だけに目を向けられることが多いが、こうしたチームが一体となって全体演出を素晴らしいものにしていくのである。
長く周年記念の仕事に携わっていると、こうしたチームのメンバーもある程度固まってくる。お互いがそれぞれを分かっているので、阿吽の呼吸で進められたり、アクシデントが起こった場合でも、その場を落ち着いて切り抜けるチームワークがあるので安心できる。
プロの司会者とプロの裏方チームで、よりクォリティーの高い周年記念を目指していきたい。